百楽門 純米吟醸 雄町 はたくさん寝かしていただきます。

百楽門 日本酒日記

2022年6月5日、初めて自分用に一升瓶(1.8L)を購入しました。

その一升瓶とは、葛城酒造(かつらぎしゅぞう)さんが醸す、「百楽門 純米吟醸 冷やでよし燗でなおよし」。ひとまわり小さい720mlサイズは家族と飲む時用に購入しますが、今回、一升瓶サイズの日本酒を買った理由は、「長期間熟成させながら毎年1回チビチビ飲み続けて、何年熟成させたものが一番美味しいのか」を楽しむためです。5年の熟成を目標とし、1年越しつづ頂きます。これは誘惑との戦いです。5年で飲み終わる頃は、私は27歳…。飲む時々にその歳の出来事を振り返りながら飲めるのかと思うと、それもそれで粋ですな。

酒屋さん曰く、火入れしてるし、百楽門の造りは味がダレずにしっかりおいしさを保ってくれるため、常温で寝かしても全く問題ないのだそう。寧ろ、高温多湿の夏でも一度開栓して常温で寝かせた方が、熟成も早く進んで良いそうです。購入後は机の角で光が当たらぬよう置いてみてみました。なんだか、そばでひっそり見守ってくれてるかよう。とはいいつつ、常温で熟成が進むということは、日本酒の色も変化するので透明な瓶でいつでもその変化を見れうるようにしたく、いただいた透明瓶に百楽門を移し替えます。(最近は透明一升瓶見つかりづらいからありがたや…。)

移し替えてみると、既にお酒の色が黄色っぽくなっているのがわかります。透明瓶を見つけるまでの数週間も、暑い中常温に置いていたので熟成が進んでいたのでしょう。チビっと飲んでみると既に熟成しかけている味でした。葛餅とか、あんこが入ったお饅頭といただきたい気分。一般的に熟成酒は食後酒として楽しむことができ、デザートやナッツなどと相性が良いと言われていますが、1年熟成させた日本酒と、5年熟成させた日本酒と相性の良い食べ物はきっと違うはず。

部屋の明かりも少し気になるためやっぱり箱の中に入れておきます。そして気になるときにまた開けて、進捗状況を報告させていただきます。

それではまた開ける時まで。お互い成長していきましょうね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました